VOCALOID4新機能「E.V.E.C.」の仕組み

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こんにちは。9個です。

今日、知的財産管理技能検定という検定試験を受けました。

2級が目標なのですが、3級に合格しないと2級を受けられないので、3級を受けましたが、解答速報によると学科29/30、実技30/30で合格のようです。

7月の2級合格に向けて勉強を頑張ります。

さて、先日、巡音ルカV4Xの体験版が公開されました。

僕もさっそくインストールし、グロウル、クロスシンセシス、E.V.E.C.を体験しようとしました。

が、E.V.E.C.の設定方法が分からない。

僕はVOCALOID4 Editor for Cubase(以下、ボカキュー)を使っているのですが、E.V.E.C.の解説記事や画像はどれも「piapro studio(以下、ピアスタ)」ばかり、ボカキューでは設定場所が見つからない!

仕方なくピアスタをインストールし、Cubase7.5 Artistにて実行。

音符の上にカーソルを合わせると四角とかいろいろ出てきました。

スクリーンショット 2015-03-08 20.42.33

前に四角、後ろにも四角、上に謎の波、下に波。

説明をすると、前の四角がE.V.E.C.で後ろの四角がボイスリリース(語尾息。エロくするか否か)、上の波が歌唱スタイル(ベンドやポルタメントなど)、下の波がビブラート。

さっそくE.V.E.C.を使おうと四角をダブルクリックすると、

スクリーンショット 2015-03-08 20.46.56

E.V.E.Cの他にボイスリリース、子音拡張という項目が表示されました。

E.V.E.C.とリリース、子音拡張も設定してみると、こんな感じ。

スクリーンショット 2015-03-08 20.50.56

「ら」の後にグレーで発音記号が書かれていますが、何やらE.V.E.C.を表すであろう記号とリリースを表すであろう記号が。

聴いてみるとしっかり声は変わっていました。(今回は技術的な話なので、音のデモは次回)

勘のいい方なら次に私が何をするか分かるでしょう。

これをvsqx出力してボカキューで読み込むのです。

スクリーンショット 2015-03-08 20.56.04

どん。

なんかえらいことになってるのが分かるでしょうか。

歌詞に$EVECなんたらかんたらとありますが、これは音には影響しないので消すと、

スクリーンショット 2015-03-08 20.58.33

よく見ると、ピアスタでは5つしか音符が無かったのに、ボカキューでは増えています。

内訳は、

[4 a][a#1] [4 a][a#2] [4 a][a#5] [4 a][a#-] [4 a][a#2][*#2]

となっています。

試しに[a#1]のみ離して置いてみると、音が鳴りません。[*#2]も。

つまり、[a#1]とは、[a]からつながって初めて成立する、(ルカでは)Whisperの「あ」なのです。

また、[*#1]、[*#2]は全母音共通のリリースです。

E.V.E.C.の仕組みは、まず普通の「ら」を発音し、すぐさまウィスパーな「あ」に移行する、という感じですね。

GENなどのパラメータは音を直接加工していますが、それとは違うんですね。

ですので、ウィスパーやソフトなどの音量の小さいモードでも最初に普通の「ら」が発音されるので、一瞬音が大きくなるのでしょうか。

ただし、ピアスタ→vsqx→ボカキューでは子音拡張の情報が失われているので、もしかしたらボカキューで見たことによってE.V.E.C.の解釈が変わっているという可能性も十分あります。というかそんな気がします。(ただし、ピアスタ→vsqx→ピアスタでは子音拡張の情報は保持されました。)

まあ、「ピアスタ使いにくいな」と思った僕ですが、一応ボカキューでも可能ということが分かったのでよかったです。

明日以降もいろいろいじって遊んでみたいと思います。では。

 

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