就職活動を終えました

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こんにちは、ふるやん(@furuya1223)です。

突然ですが、就職活動が終わったので、誰の参考になるか分かりませんが、就活体験記みたいなものを書いてみます。

学部3年で就活をするも内定がもらえずソウルジェムが濁り、魔女化する前に切り上げて進学を決意してからの修士での就活というお話です。

私について

私は大阪大学大学院で音声関係の研究をしている修士1年です。

趣味で競技プログラミングをしており、AtCoderでのレート色が黄色です。(AtCoderID: furuya1223)

趣味でDBスペシャリスト、情報処理安全確保支援士(旧セキスぺ)、統計検定一級などを取っています。検定試験が好き

高校生の頃からプログラミング(C言語)を始め、C#、PHP、C++、Pythonなどをこの順で触ってきました。

去年までアルバイトで、PHPを用いたWeb開発をしていました。

現在は、インターンシップからの継続のアルバイトで、Pythonを用いて音声認識や音声処理をしています。

就活の準備

実は(?)学部3年のときにも軽く就活をしていました。

というか元々は大学院に進学せずに就職するつもりでいました。

そのため、学部3年の秋あたりに、就活の準備として『なれる!SE』を買いました。

これは良いラノベです。情報系の就活には役立つと思いますよ。面白いし。

学部3年での就活

IT系の就職のことがよく分からなかったので、色々調べながらSIerやWeb系企業をいくつか受けました。

『なれる!SE』を読んだのにSIerを受けるというのも変な話ですが、大きなところなら大丈夫だろうというイメージです。

あまり覚えていないのですが、サイボウズドワンゴのような企業も受けていました(この2つはオフィスに行ったので覚えている)。

ドワンゴのオフィスは東京でしたが、交通費が出たかは忘れちゃいました。おいおい。

ついでに『ポッピンQ』の聖地巡礼をしたのが良い思い出です。

ポッピンQはいいぞ。続編の発表はまだかなあ。

SIerについては冬の1day, 3daysのようなインターンシップに参加しました。Scratchで開発したりするのは楽しかったですが、就活においてはほとんど意味なかったと思います。

いくつか選考も受けたのですが、内定はもらえませんでした

理由のフィードバックが無いので分かりませんが、やはり研究をしていないので面接で話せる専門的なネタが無いのが大変でした。

また、OSSへのコミットや、Webサービス、アプリなどの開発における成果物があれば良かったのでしょうけど、そういったものも無かったので技術アピールが大変でした。趣味で色々作ってはいましたが、ちゃんと形にして公開しないとダメですね。

竸プロの話もしましたが、ドワンゴの面接で青色申告(注:青コーダーであることを申告すること)をしたら面接官の方に「私は黄色底辺なんですけど」(言い方は忘れた)と言われました。そして落ちました。

色々考えた結果、就活は3月あたりで切り上げて大学院に進学することにしました。やっぱり研究などの専門性をアピールできる実績を用意するべきだと思いました。

この頃は内定がもらえないのが精神的にきつかったです。ソウルジェムが濁っていくのが分かりました。

でも今思えば、ここで内定出なくて良かった気もします。この頃に受けた企業はほとんど今は志望度が低いので。

学部4年で研究室に配属された時は、就職するか聞かれたのですが「進学します」と答えました。

進学を決めたとき、「2年後の就活時期には橙コーダーになってドワンゴ受けて内定取って蹴ってやる」と決意しました。無理でしたが(現在黄色)。

インターンシップ

昨年(2018年)春に大学院に進学し、そのあたりからインターンシップのことを意識しました。

そもそも、学部での就活に夏インターンを利用していなかったのも大きな敗因です。動き始めるのが遅すぎた。

具体的には「夏のITエンジニアインターンの情報が集まる魔法のスプレッドシート2018」という共有ドキュメントを見ていました。今年も誰かが作ってくれると思います(去年のをどなたが作ってくださったのか把握していない)。

そこからいくつかエントリーしました。PFN、レトリバ、SONY、Yahoo! JAPAN、LINEあたりに。

PFN、レトリバ、LINEは課題がありました。

PFNは機械学習関係の課題。

レトリバはデータ構造関係の課題(必須課題と任意課題がありましたが、全部取り組みました)。

LINEはちょっと面倒な竸プロっぽい問題でした(50個の全サンプルケース通せました)。

PFNとレトリバの面接が同日にありました。正直PFNは受かる気がしなかったので、PFNを先にして面接の練習という気持ちで挑みました。

レトリバの面接では音声認識のお話をしました。面白かった。

残念ながらPFNは落ちてしまったのですが(機械学習の経験が無いのが理由か?)、レトリバに受かったので、選考中の企業にはお断りの連絡を入れ、レトリバのインターンシップに参加しました。

レトリバのインターンにエントリーした理由は、レトリバがICPC協賛企業であるというのと、音声認識に関わっていそうだったからです。

8, 9月の2ヶ月間、丸々インターンに参加していました。初めての東京生活です。

インターンでは初めて本格的にPythonとディープラーニングに触れました。音声認識のアルゴリズムについては研究室の勉強会で勉強していましたが、インターン中にも多くのことを学べて非常に良かったです。

内定1つめ

インターンを終え、大阪に帰って研究生活に戻ったわけですが、まあなんやかんやあってレトリバから内定を頂きました。やったー。

内定受諾の回答期限は3月末だと言われたので、それまでに就活して内定が出なければレトリバに行こうと思っていました。

また、レトリバより志望度が確実に低い企業はそもそも受ける必要が無くなったので、非常に気が楽になりました。

内定2つめ

12月に、Yahoo! JAPAN(以下、Y!)に内定した研究室の先輩のコネで、Y!の人事関係の方とお話する機会を得ました。

僕と同期の友人の2人でお話を聞きました。大学の最寄駅近くのコメダ珈琲店で。カフェオレを奢ってもらいました。やったね

そして、Y!の選考にエントリーしました。

Webテストは、竸プロ問題が数問と、統計っぽい記述問題が数問ありました。竸プロ問題は、最後の問題だけ飛び抜けて難しかったです。それでも青なら解けるというような難易度でしたが。

面接では、冒頭に7分程度のプレゼンをするように事前に言われました。テーマは研究内容もしくは技術分野で頑張ったこと。

せっかくなので後者のテーマとして竸プロの話をしました。この頃は黄色です。

Y!は「みんなのプロコン」というコンテストを主催しているので、竸プロの話をしても大丈夫だろうと考えてのことです。

プレゼン資料には「最近趣味で『桜降るよに決闘を』というボードゲームのエミュレータを作っています」みたいなことも入れました。

ふるよにはいいぞ。

面接場所は東京オフィスで、交通費は出ました(しかも学割価格よりちょっと多く)。

服装は自由(Y!の社員は私服で対応)と書いてあったので、竸プロの話をするということもあってCODE FESTIAVL 2018のパーカーを着て行きました。「背中に思いっきり他社のロゴ入ってて申し訳ないんですが」と言って軽く笑いをとる作戦も成功。

プレゼンの最後のスライドは「目標:今年こそ橙コーダー!」にしていました。これ言ってたら竸プロのやる気が上がってきた。

面接の内容は、詳しくは覚えていませんが、つらくない内容でした。基本的に私が話したいことに合わせて質問してくれました。

「今まで扱ったデータで最もサイズが大きいものは?」という質問がありました。アルバイトでのWeb開発のお話をしました(本番DBで深夜バッチが詰まるので高速化してほしいと言われた話)。その流れでDBの話をしました(インデックスとか)。DBスペシャリスト持ってて良かった。

「研究に競プロに趣味の開発に色んな試験に、すごく忙しそうですがどうやって両立しているんですか」と聞かれました。「両立できてないから最近競プロのレートが下がってるんですよねぇ」と言いました。それで良いのか。

Y!のオフィスは永田町の近くにあるので、面接後はついでに国会議事堂の見学をしました。面白かった。

さらにレトリバの方と晩御飯を一緒に食べてから大阪へ帰りました。晩御飯は奢ってもらえた。何か意図を感じる。

プレゼン面接が終わると、もう一回プレゼン面接をしろとの連絡が。

プレゼン内容は前回と同じで良いと。なんで同じこと何回もせなあかんねんと思いながらも、また御社のお金で東京に行けるということで参戦。というかそれ以外に道はない。

東京で勤務している友人とお昼ご飯を食べ、書店や喫茶店やらでいろいろ遊んでから面接へ。

内容は1回目と似たような感じ。研究のことも聞かれました。

2回目の面接官の1人が竸プロ理解者で、最近のコンテストサイトのトレンドみたいな話をしました。

2回目もCODE FESTIVALパーカーです。

2回目の面接が終わると、オンラインで面接をするから前もってY!の会社制度紹介動画を見ろとの通達が。ネットで調べると、動画を見てからの面接ではその場で内定を言い渡されることが多いそうです。

また、「もっともあなたらしい写真を送ってくれ」と言われましたが、こういうのが大嫌いな私は「自分は写真を取られるのが苦手なのでそういう写真を所持しておらずこれから撮ることになるが、その参考として何を目的として利用されるのかを教えてくれ」みたいなことをメールしました。そしたら「本人確認できればいいから履歴書に載せた証明写真でもいい」との連絡が。勝ちです。というかそれなら「あなたらしい写真」とか言わないでほしい。これがY!の選考の唯一の不満点です。

動画を見て質問したいことをテキストファイルにまとめ、面接に挑みました。

面接は「履歴書の記載事項に問題はないか」「罰せられたことはないか」ということを聞かれて、こちらから質問をいくつかした後に、その場で内定と言われました。

しかも「なぜ内定になったか」のフィードバックをくれました。内容は後述します。これがY!の選考の最高だった点。

面接では2回目のプレゼン面接から「レトリバから内定もらってるけどY!からもらえたらY!に行きます」と言っていましたが、「一応返事はちょっと待ってもらいたい」と伝え、1週間待ってもらえることに。

その日にレトリバのアルバイトで毎週行なっている定期ビデオ会議で、Y!から内定をもらってY!に行こうと思うと伝えました。快諾してくれたのがありがたかったです。「4月1日に『やっぱり違うな』と思ったらうちに来てくれていいからね」なんて冗談も。ありがたい話です。

同じ頃、就活とは関係なく、CODE FESTIVALの関係でIndeedに招待されており、CODE FESTIVALに関するアンケートに答えました。会社見学では「カタンの開拓者たち」があったのが印象的でした。Y!にもカタン置くぞ。卓球台も置きたいな。

そしてY!に内定受諾の連絡を入れ、就活が終わりました。無事卒業できれば、2020年春からY!で働きます。

Y!を選んだ理由

給料(初任給)はレトリバの方が良いです。というか、Y!は別に給料良くないです。IT系では悪いまである。上がりやすいというわけでもないっぽいし。

ただ、レトリバと比べて教育・研修制度が充実しています。また、様々なサービスやデータや技術やレイヤに触れられそうです。

私はどうせ転職するだろうと思っているので、いざ転職するとなったときに自分の市場価値を高めておきたいと思っています。

そう考えたときに、より多くの技術に触れてより広い視野を獲得しておくことが重要だと思い、それができそうなのはY!かなあと思いました。

もちろん給料が良い感じに上がっていけば転職しませんが。

Y!で働きながら転職のための活動(技術情報の発信とか)をやっていくつもりです。Linkedinとかも登録せねば。

という感じで、とりあえずでっかい企業でいろんな分野のことに触れて成長しようというのが私の狙いです。そして給料の良いところへ転職。あるいはY!内で給料をガンガン上げるか。

Y!には競プロ同好会もあるらしいので、競プロもがんばります。

感想とか

Y!の最後の面接で「なぜ内定になったか」というフィードバックを得られました。

その内容に「何をやりたいのか軸がしっかりしている」というものがありました。

私は面接でひたすら「音声認識などの音声処理に関わるか、ユーザ数の多いサービスや製品の開発に関わりたい」と言っていました。これはだいたい本心です。

Y!のサービスについて調べるということはほとんどしていませんでしたが、自分のやりたいことを明確に主張し、それがY!と合っていたのが良かったのかなあと思います。

また、研究で音声処理を扱っていることについても、「なぜ音声に興味を持ったのか」などをしっかり論理的に話せたのが良かったのかもしれません。

「頭の回転が速い」とも言われましたが、これは何を根拠に言っているのか分かりません。競プロかな? レートが高いと、プロコン主催企業からは高く評価されやすいというのがあると思います。頑張って良かった。

やりたいことが明確能力が高い(それを証明するものがある)、そしてそれが企業に合っているというのが良かったのかなと思います。

あとGitHubアカウントがある。これ重要かも。

ちなみに、Y!以外にはSONYに興味を持っていました。でも選考スケジュールの関係で受けられず。やっぱり選考が早いのは良いですね。

学部で就活を続けずに進学したのは、結果的には良い判断だったと思います。Y!の内定を得られたのもそうですが、レトリバでのインターンが非常に良い経験になったと思います。企業での開発技法や最新の技術などに触れる機会が得られたのは非常に良かったです。

よりもいはいいぞ。

就職先が決まったので、AtCoderJobsでの希望年収を1000万円に変更しました。年収1000万円で雇ってくれる企業の方がいらっしゃいましたら、すぐに転職するのでよろしくお願いします。

今後の目標

就職までに橙コーダーになって「見たかドワンゴ!」って言うことです。

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