音楽理論を一から勉強する その2 スケール

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前回、音楽理論の準備として音階と音程をとりあえず導入しました。

昔からの伝統で音階は12個あるのですが、12個全部使っていいからと言われると逆に困りそうです。

異なる音階の間には相性がありますし、「何でもいいから喋って」と言われても困るというものです。

そこで、実用的な範囲で「まとまりの良い音階セット」をチョイスしましょう、という話でスケールの話に持っていけるのではないかと思っています。

そもそも「スケール」の意味をあまり理解していないのですが、上記の意味でいいんじゃないでしょうか。

Cを基準にスケールを構成

平均律は移調しても何も変わらないので、とりあえずCを出発点にしてみます。DでもA#でもいいんですが。

これから、Cと一緒に使えそうな音を探していきましょう。

まず外せないのはGですね。完全五度でCにとても合います。周波数比がほぼ2:3です。

さらに完全協和音程として完全四度のFがあります。完全四度の響きが綺麗かどうかはちょっと微妙ですが、転回する(下の音をオクターブ上げて上限関係を逆転させる)、つまり、Fから上のCを見ると完全五度の関係になっており、Cとは相性が良さそうです。

とりあえず、C,F,Gを用意しました。CとFの間にもう一つぐらい欲しいですかね。

Cとの調和でいうと、C#(短二度)が論外で、D(長二度)も微妙、D#(短三度)かE(長三度)のどちらかにしようと思います。

これは正直どっちでもいいのですが、どっちも入れるとD#,E,Fが半音ずつの連続で、当初の目的から考えると微妙なので、選びましょう。

響きを聞き比べて、ちょっと良さげ(明るめ)なEにしましょうか。ちなみに先の話をすると、Eにするとメジャースケールに、D#(E♭)にするとマイナースケールになります。

現在、C,E,F,G。

Gより上も考えますか。

GはCを基準とするスケールにとってかなり重要な音です。

ということで、Gのご機嫌もうかがいましょう。

面倒なので、Cに関して行った議論をGにもそのまま適用すると、G,B,C,Dになります。

つまり、Gにとって、Bは長三度、Cは完全四度、Dは完全五度ということです。

一応Cとの関係も調べておきましょう。

BはCにとって長七度であり、転回すると短二度なのでCとは相性が悪そうです。微妙ですね。

DはCにとって長二度であり不協和音程ではありますが、Cの完全五度であるGの完全五度なので、Cと同時に鳴らさなければうまく働いてくれそうです。

現在、C,D,E,F,G(,B)。

GとBの間が妙に開いてるので、何か欲しいです。

Gと同じように、完全四度であるFのご機嫌もうかがってみましょうか。

Fから見るとA(長三度)、A#(完全四度)、C(完全五度)が見つかります。

ここで、AとA#をどうするかですが、もしBを採用するならA#はやめましょう。A#,B,Cが半音続きの連続になってしまいます。

Aを選ぶと、C,D,E,F,G,A(,B)という、基本的なメジャースケールが得られます。(Bの処分は未定)

確かD#orE、AorA#で悩んでいましたね。

この二つに着目してみると、D#とA、EとA#は半音6つ分離れています。半音6つ(増四度、減五度)というのは非常に仲が悪い音程で、悪魔の音程と呼ばれることもあります。(ただし使い方によっては非常に良く印象的に響くそうです。)

ですので、基本的なスケールにこのペアは入れないことにしましょう。

ということで、

C,D,E,F,G,A(,B)

C,D,Eb,F,G,Bb

がえられました。(ちょっとした都合で#を♭に変えました。♭記号は面倒なのでbで置き換えました。)

適当な発想でここまで作れて、しかも実際によく使われるスケールと似ているようです。

良く使われるスケールは、

長調として、C,D,E,F,G,A,B

短調には色々種類がありますが、自然的短音階というものがC,D,Eb,F,G,Ab,Bbだそうです。

とりあえず音程についてある程度知識があれば、こんな流れでスケールを構成することができるみたいです。

若干結論ありきみたいなところもありますが、ある程度は納得できるんじゃないでしょうか。

次回は3和音の話になりそうですかね。勉強します。では。

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