VOCALOIDで音のつながりを切る SilとAsp

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こんばんわ。今日はラムレーズンの合宿(と書いて旅行と読む)でとある温泉街に来ております。

この文は旅館の布団の中で書いております。(下の本文は昨日書き溜めてた。)

今日はVOCALOIDの隠し?発音記号の話です。

UTAUでは休符は「R」という音符を入力しますが、VOCALOIDでは休符は何も入力しないことで表します。

しかし、隙間が短いと勝手に繋げられてしまうことがあります。

これを防ぐ、つまり無理やり音を切るのがSilとAspです。

以下はVOCALOID3または4の話です。また、コマンドはWindowsの話です。

VOCALOIDエディターで、音符をダブルクリックすると歌詞を文字単位で入力することができます。

このとき、[Alt]+[↓]を同時に押すと「発音記号」を入力することができます。

発音記号とは英語の教科書に載ってるやつではなく、VOCALOID独自(実際は独自ではなくX-SAMPAという規格をアレンジしたもの)の発音記号であり、当たり前ですが、ASCII文字のみで表現します。

以下では、発音記号は音符単位で[]で囲みます。(一つの音符に複数の発音があるときは[ts M]みたいに書きます。)

切りたいのに繋がれてしまう空白に音符を書き込み、発音記号を[Sil]にすると、無理やり切る(無音区間にする)ことができます。

[Sil]の代わりに[Asp]でも同じことが可能です。

では、[Sil]と[Asp]の違いは何なんでしょうか。

VOCALOID4エディターの機能「ピッチレンダリング」で確認しましょう。

下の図は、音符の後に[Sil]、[Asp]を置いたもの、何も置かないものです。(新しいタブ・ウィンドウで開くと拡大できます。)

スクリーンショット 2015-02-28 15.09.13

何もしないと語尾がちょっと低くなります(右)。

音符の後に[Asp]をくっつけるとピッチ一定のまま音が終わります。(ただし聴いた感じでは違いは分かりません。前後の流れによっては良く働くかも。)

[Sil]だとこれは起こりません。

つまり、[Sil]はただ無音部分をつくるものですが、[Asp]はそれ以外の機能があるということです。

次に、[Asp]と[Sil]を違う高さに置いてみたものを。

スクリーンショット 2015-02-28 15.06.59

[Asp]を高い位置に置くと前後のピッチが[Asp]に引っ張られているのが分かりますね。

[Sil]だと何も起こりません。([Sil]の方が[Asp]より低いのに特別な意味はありません。)

これは、[a]の語尾の吊り上がりは聞いても分からない(それより先に音が減衰する)ですが、[k a]の頭が高いのは分かります。(泣きそうに聞こえます)

つまり、[Sil]は前の音を切る(リリースさせる)働きがあり、[Asp]は[Sil]のポルタメント(ピッチの滑らかな推移)が適用されるバージョンという感じみたいです。

もうちょっと観察してみて、何か分かったらまたお知らせします。

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