逆に、高度な知識が必要となる謎解き pic.twitter.com/doHORFZeJy
— ふるやん (@furuya1223) May 22, 2023
こちらのツイートに載せた要知識謎解き問題のヒントと解答を掲載します。
この謎解きでは、漢検1級範囲の漢字や語彙に関する知識が要求されます。ただし、その知識が無くても検索を駆使すれば解くことは可能だと思います。
※漢検1級の知識がある人にとってシンプルな謎解きになることを意図して作っているので、検索を駆使して解くことが面白くなるようには設計されていません。
ヒント
下の方に掲載しています。
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左上の問題のヒント
左側に並ぶ図形は五十音表を表します。
一番上の五十音表では “は” の部分が欠けています。
ですが、”は” が無い、という状態を表現しようとしても、右側の「馬が荒く跳ね暴れる」という意味の言葉にはなりません。
「何が無いか」ではなく「何があるか」に着目してみましょう。
左上の問題のさらなるヒント
一番上の五十音表には、五十音のうち “は” を除く全てが表示されています。
この「”は” を除く全て」の言い換えを考えましょう。単語になります。
単語は全てマイナーなので、何か思いついたら右側の意味とともにネット検索してみると良いです。
最後の “A” が含まれるものは、「お目にかかる」という意味の慣用句になります。
左上の問題の最終ヒント
一番上の五十音表には、「”は” 以外」が残っています。
つまり、この五十音表は「は いがい」を表しています。
真ん中、一番下の五十音表もそれぞれ何を表しているかを考えてみましょう。
また、左側の言葉と右側の意味で検索してみると、どのような言葉を示しているかが分かります。
右上の問題のヒント
赤、青、黄の色がありますが、この3色を重ねると黒になります。
そのため、青の “TEA” について考える際は、黒の「さ」と青の「へ」「①」に着目しましょう。位置関係も重要です。
同様に、赤の “FLOWER” について考える際は、黒の「さ」と赤の「い」「③」に着目しましょう。
また、青の “TEA”、赤の “FLOWER” に関しては高度な知識は不要です。
右上の問題のさらなるヒント
TEA, FLOWER のままでは解けないので、これらを何かに変換してみましょう。
左側のひらがなについても、何かに変換する必要があります。
青と赤の法則が分かって、①と③が分かったら、黄色についても同様の法則が成り立つと考えて②に何が入りそうか考えてみましょう。
知識が無くても、予想できるかもしれません。
ネット検索を使うのも良いと思います。
①、②、③が全て分かれば、「①②③゛」を漢字で書きましょう。最後の濁点を忘れないでください。
知らない言葉の場合は、ネット検索を利用しましょう。
右上の問題の最終ヒント
TEA を日本語にすると「お茶」、FLOWER を日本語にすると「花」となります。
また、漢字の「茶」と「花」はそれぞれ、カタカナの「サ、ヘ、ホ」と「サ、イ、ヒ」で構成することができます。
したがって、①に入る文字は「ほ」、③に入る文字は「ひ」となります。
黄色の “TEA” については、「サ、ロ」ともう一つのカタカナで構成できる漢字になるようです。
位置関係から、「サ」は草冠になり、「ロ」は右下にあることが分かります。
この字は知らない方が多いと思いますが、草冠を外した、「ロ」の左上にカタカナがある字はよく知られています。
思いついたら、「草冠 (思いついた字)」でネット検索してみましょう。「茶」と同じく TEA を意味する漢字が出てくると思います。
「[BC]火」は、漢字2字の熟語になります。B, Cはそれぞれ一つの漢字の偏とつくりを表しています。
下の問題(最終問題)のヒント
左上と右上の問題が解けたら、A,B,C それぞれが表す漢字がわかるはずです。
B, C は一つの四角の中に入っているので、偏とつくりとして解釈しましょう。
これらを「A C B」の順に並べて、3字の熟語が得られます。
これがそのまま、かな4文字の言葉になります。
これは知識だけが要求されるので、分からない場合は3字の熟語でネット検索しましょう。
答えは植物の名前になります。
解答
下の方に掲載しています。
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左上の問題
上の五十音表は “は” が欠けているので、「”は” 以外」がある、つまり「はいがい」を表します。
右の意味と照らし合わせて、「沛艾」あるいは「霈艾」という言葉を表すということになります。
同様に、真ん中の五十音表は「えいがい」、意味と照らし合わせて「嬰孩」という言葉を表しています。
下の五十音表は「けいがい」を表しています。「お目にかかる」という意味の「けいがいにAする」という言葉になるはずで、実際、「謦咳に接する」という慣用表現が存在します。
ということで、Aに当てはまるのは「接」となります。
右上の問題
赤、青、黄の3色を重ねると黒になるので、上の「さ」は赤、青、黄すべてに関わると考えられます。
青だけに着目すると、縦に「さ、へ、①」が並んでおり、英語では TEA と書かれています。
TEA を日本語にすると「茶」となり、この字はカタカナの「サ、ヘ、ホ」が縦に並んだ形になっています。
したがって、①に入るのは「ほ」となります。
同様に、黄色に着目すると「さ、②、ろ」が並んでおり、英語では TEA と書かれています。
TEA を意味する漢字には「茶」の他に「茗」が存在します。この字はカタカナの「サ、タ、ロ」で構成されているので、②に入るのは「た」となります。
赤に着目すると、「さ、い、③」となり、FLOWER は花なので、③に入るのは「ひ」となります。
したがって、「①②③゛」は「ほたび」となります。これを漢字で書くと「榾火」となるので、B, C にはそれぞれ「木」「骨」が当てはまります。
下の問題(最終問題)
A C B の順で、それぞれに当てはまる漢字を並べると「接骨木」となります。
これは植物の「にわとこ」を表す漢字であり、右側にはてなマークが4個並んでいることとも整合性がとれるので、最終解答は「にわとこ」となります。